昨今、AIブームの影響でメモリが高騰した影響で、気軽にメモリ増設できなかったり、新しいパソコンが購入しにくくなりました。
そこで、現在持っているパソコンの資源を有効に活用すべく、少ないメモリ環境でもリネージュを多重起動する際に、少しでも快適になるかもしれない小技を2つ紹介です。
あくまで設定は自己責任でお願いします。
リネージュ リマスターを複数アカウント(多重起動)でプレイする場合、メモリの枯渇は動作の重さやクライアントの強制終了(クラッシュ)に直結します。
Get-MMAgentの機能である「メモリ圧縮(MemoryCompression)」と「ページ結合(PageCombining)」は、有効な設定になるかもしれません。
メモリ圧縮(MemoryCompression)
多重起動でメモリが限界に近い場合は、メモリ圧縮を「有効(True)」にしておくことで、バックグラウンドにあるクライアントのメモリデータが圧縮され、物理メモリの消費を抑えられます。
メモリ圧縮の状態確認と有効化
PowerShell(管理者として実行)で現在の状態を確認し、無効になっている場合は有効化します。
1.状態を確認
Get-MMAgent
2.MemoryCompressionがFalseの場合のみ以下を実行
Enable-MMAgent -MemoryCompression
3.パソコンを再起動して設定を反映
メモリ圧縮の設定方法は以上です。
無効化したい場合は以下を実行して再起動してください。
Disable-MMAgent -MemoryCompression
ページ結合(PageCombining)
リネージュ リマスターの多重起動において、PageCombining(ページ・コンバイニング)の有効化はメモリ削減に一定の効果が期待できますが、デメリット(CPU負荷)とのトレードオフになります。
ゲームを全く同じ設定・同じマップなどで複数立ち上げる(多重起動)場合、メモリ上には「共通のプログラムデータ」や「同一のテクスチャ・グラフィックデータ」が大量に重複して展開されます。
PageCombining はこれらを検知して1つにまとめるため、仕組みとしては非常に相性が良いです。
メリットとデメリットを踏まえ、有効にすべきかどうかの判断基準を解説します。
有効にするメリット
多重起動時のメモリ削減
同じゲームクライアントを複数開くため、重複するメモリデータが多く、物理メモリの節約効果が出やすい。
クラッシュ防止
メモリ上限が原因でゲームが強制終了するリスクを低減。
有効にするデメリット(注意点)
CPU負荷の増加(プチフリーズの原因)
Windowsがバックグラウンドで「重複しているデータがないか」を常に監視・スキャンするため、ゲーム中のフレームレート低下(FPSドロップ)や一瞬の引っかかり(スタッター)の原因になることがある。
有効にすべきかの判断基準
パソコン環境の余裕度によって、有効(True)にするか無効(False)にするかを判断してください。
| パソコンの状況 | おすすめの設定 | 理由 |
|---|---|---|
| 物理メモリが完全に不足している (例:ゲーム多重起動でメモリ使用率が90%以上) | 有効(True)にする Enable-MMAgent -PageCombining | メモリが枯渇してゲームが落ちるよりは、多少のCPU負荷(微小なカクつき)を受け入れた方が安定して放置狩りなどを行えるため。 |
| 物理メモリにまだ余裕がある (例:メモリ使用率が70〜80%以下で収まっている | 無効(False)にする Disable-MMAgent -PageCombining | メモリを削減する必要がない環境では、無駄なバックグラウンドスキャンによるゲームのFPS低下を防ぐ方がメリットが大きいため。 |
設定の切り替え方法
もし試してみたい場合は、以下の手順で切り替えて効果(タスクマネージャーでのメモリの減り具合と、ゲームの滑らかさ)を比較してみてください。
PowerShell(管理者として実行)で現在の状態を確認し、無効になっている場合は有効化します。
1.状態を確認
Get-MMAgent
2.設定コマンドを実行
有効化するコマンド:
Enable-MMAgent -PageCombining
無効化するコマンド:
Disable-MMAgent -PageCombining
3.パソコンを再起動して設定を反映
効果が反映されるまで起動後数分かかります。

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